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【有機系ゼミ】雑誌会、抄録会で面白かったテーマ (150)
【有機系ゼミ】雑誌会、抄録会で面白かったテーマ (150)
【有機系ゼミ】雑誌会、抄録会で面白かったテーマ (150)
13 あるケミストさん 2011/10/19(水) 22:15:31.93 12 せっかくだから面白くて起承転結がつけやすいテーマを挙げてみたんだけど、確かにそうかもしれないな 雑談くらいの感覚で気軽に面白い研究を挙げてくれるとありがたい こんなテーマどう?とかでもいいし |
15 あるケミストさん 2011/10/20(木) 15:54:31.26 14 まあ、そんなもんだろうが、今時合成例が1つしかないなんてほとんどないから、 いくつかある合成を並べて何がどう違うのか考えてみればいい。 力があれば、その人の哲学なんかも理解できたりするし、クソ合成だと思うんだったら それもまた一興かと。 |
16 あるケミストさん 2011/10/20(木) 21:47:48.99 14 論文は綺麗にまとまり過ぎてて面白みがないな。 学会なんかだと、苦労話や、実はこういうデータが…的なウラ話が聞けて面白いんだけど。 |
22 あるケミストさん 2011/10/21(金) 20:19:22.01 18 いや、その本じゃなくて論文であるんだよ Na線で乾燥vsモレシーはどっちが優秀か、とかまあまあ評価してある |
23 あるケミストさん 2011/10/21(金) 20:34:25.24 20 ttp://www.sciencedirect.com/science/article/pii/004040399288141Q ちょっと調べてみたけど、この論文ですかね。 こういうエピソードは素直に面白いなあと思える。 こういう内容でまとめるなら、生合成経路の検討からの逆合成解析というスタンスなので、 生合成的な視点がもっとあればいいのかな。 例えば生体内で起こりやすい反応を列挙して、提唱しているスキームが十分進行しうることを示すとか。 それで実際に類似の中間体が単離されたっていう話が続けば、おおすごいって納得できそう。 最後に、それを模倣したルートで全合成が達成されたっていうオチがもし付けられれば最高。 21 人にフォーカスする場合、なぜその人はそういう戦略を取りたがるのかっていう視点が重要そうですね。 いわゆる哲学というやつか。 実際に本人に聞くでもしないと調べにくそうな話ではあるけど… そういう哲学のために、使いやすいメジャーな反応を使わずにマイナーな反応をあえて使っている例とか有ると面白そう。 |
24 あるケミストさん 2011/10/21(金) 20:40:11.21 22 なるほど、そういう話か。 合成屋的には面白そう。 禁水じゃないけど一応モレシで軽く乾燥するとかよくやるけど、実際にどんなもんかとかデータで持ってるといいよね。 そういう内容の雑誌会があったら勉強になってとてもありがたいと思う。 よかったらぜひ論文のページ数かリンク貼ってくれ。 |
26 あるケミストさん 2011/10/21(金) 21:32:27.64 25 ありがとう |
27 あるケミストさん 2011/10/22(土) 00:54:34.09 4 この人は今年のプロセス化学会で発表してた。 あまりに素晴らしい研究成果でびっくりしたよ。 |
29 あるケミストさん 2011/10/23(日) 20:52:05.55 28 それボスがバカなんだよ。 論文出せばいいってもんじゃないって説教してやれよ。 |
30 あるケミストさん 2011/10/23(日) 21:09:56.93 駅弁大の助教になった先輩が28のような愚痴をこぼしてた 学生のモチベ、レベルが高くないと専門分野を超えて雑誌会をやるのは結構難しいことなのかもしれない 色んなテーマでゼミをやるのは専門分野はゼミとか無くても自主的に勉強しているという前提条件が必要 まあでも、専門分野を極めるというのはそれはそれで重要なことだからどっちが正しいとは一概に言えない |
35 あるケミストさん 2011/10/23(日) 23:37:18.82 勉強会なんだから、どういう内容でも目的は全体のレベルを上げるためなんじゃない? 人に聞かせるということを考慮しない独りよがりの発表をする人はたまにいるがw 33 どういう内容が全体のレベルを上げるための雑誌会を指して、 何が問題で基礎的な反応を知らない学生が出来上がってしまったの? 基礎的な反応というのは院試レベル以上のものを指すの? 可能なら具体例を挙げて教えてくれるとありがたい。 |
38 あるケミストさん 2011/10/24(月) 05:13:32.29 28 うちのことかと思ったわ。 同じ畑(有機合成)の論文ばっかでなーんも新鮮さがない。 学生同士のディスカッションは皆無で、ボスがコメントして終わり。 全合成系はルート辿ってお終いみたいなお馬鹿雑誌会が繰り広げられてる。 こんなのを土曜日にやらされるもんだからたまんねーわ 家で本読んでたほうがよっぽどましや うちはもちろん底辺駅弁だけどな |
39 あるケミストさん 2011/10/24(月) 08:20:23.76 38 別に煽り目的じゃないが、自称底辺駅弁にしては随分高飛車だなぁ。 そんなに自信があるなら、もっと上のレベルの大学にいけば良かったのに。 |
40 あるケミストさん 2011/10/24(月) 10:19:10.89 35 >何が問題で基礎的な反応を知らない学生が出来上がってしまったの? うまく言えないんだが、その論文を選んだことで指導教授に褒めてもらえるか、という基準で 論文を選ぶ奴が気がつくと増えている。 選択性が90%か>95%だけに興味を持って、反応設計に興味を示さなくなる。 類似の反応に目もくれなくなる。 こんな構図だな。 反応そのものよりも開発者の名前ばかり覚えようとする人名反応オタクというのは考えものだが、 人名反応は反応機構を覚えるにはもっとも効率の良い方法の一つだ。 |
45 あるケミストさん 2011/10/27(木) 11:57:12.70 44 で、トンペー君はどんな凄い研究をしているのかな? 寺田君にでも泣きついたらww |
53 あるケミストさん 2011/10/30(日) 00:03:47.46 49 落合先生のScienceは、徳島大のマンパワーでよく出せたと思うわ この論文を見てから他の研究も見てみたけど、本数は少ないながら 新規性があって面白い論文を出してるね 感服だわ 酸化的CH活性化は反応制御が難しく、副生成物が多かったり収率が低かったりすることが多いから その辺の検討、考察を重視すると良い雑誌会になると思う 51 反応屋じゃなくても抑えておきたい内容だよね 雑誌会のテーマとするには基礎的すぎるけど、最新の触媒反応研究はその辺がベースになってるから 触媒反応で雑誌会をやるなら時間を見つけて読んでおくといい |
54 あるケミストさん 2011/10/30(日) 00:48:27.03 52 あえてHeckは入れなかった。 「oxidative addition」「trans metalation」「reductive elimination」 という、共通した基本的な触媒サイクルを持っているもので揃えた。 Heck反応は、オレフィンの遷移金属への配位なので、Rh/Ruあたりの研究 (森先生のポーソンカーンとか)や、Trost、辻、村井先生あたりと 一緒にやるのがいいのかなぁ。と。 オレフィンの遷移金属への配位、パイバックドネーション、ハプトーn錯体。 この辺りはHeck反応の際に学ぶと良いように思ってる。 |
58 あるケミストさん 2011/11/01(火) 05:44:45.73 56 その題材どこにありますか? ちょっと分野違いですが興味あります。 |
59 あるケミストさん 2011/11/01(火) 13:04:54.57 58 Keith Fagnouで検索すると簡単に見つかるはず ピバル酸でCH活性化するのは2002年くらいのJACSが初報だったかな カナダの優秀な若手研究者だったんだけど、飛行機事故で2年前に亡くなってしまったんだよね その時のニュースが話題になったのを覚えてる |
61 あるケミストさん 2011/11/01(火) 14:00:15.08 59 たしか新型インフルエンザだろ |
63 あるケミストさん 2011/11/01(火) 21:47:46.84 62 Stilleだな。 |
64 あるケミストさん 2011/11/02(水) 21:38:48.02 46 東大京大の人は宮廷なんていわない。 宮廷って言って喜んでいるのはトンペーとかホクダイのダメ組み。 |
65 あるケミストさん 2011/11/02(水) 21:48:11.79 49 落合先生かっけー 石原先生のはただの遊びだな。触媒作るだけでコストオーバー時間切れ |
66 あるケミストさん 2011/11/02(水) 21:48:56.41 51 自分のアイデアで論文書けないやつがずいぶん偉そうだなwww |
67 あるケミストさん 2011/11/02(水) 22:12:56.40 66 何か気に障ったことでもあったか? |
68 あるケミストさん 2011/11/02(水) 22:45:06.90 66 何を言ってるの? |
69 あるケミストさん 2011/11/08(火) 22:52:41.40 67-68 じゃあ、このスレで自分の研究を挙げてみたら?www |
72 あるケミストさん 2011/11/09(水) 19:47:34.15 65 BINAPにしろJosiphosにしろ、自分で作るなら大変過ぎ。 でも有効性が確立すればTCIかAldで市販されるから問題ない。 |
75 あるケミストさん 2011/11/09(水) 22:57:45.26 72 BINAPやJosiphosくらいシンプルでようやくなんとか使い物になるんだよ。 10mol%でしか回らないわ作るのに半端無い手間かかるリガンドなんて試薬屋でもとんでもない値段になるし そもそも売れない。 |
76 あるケミストさん 2011/11/09(水) 22:59:22.22 73 organocatalystの詰め合わせなんて売っても100万とかになるな。 でもTONなんてたかが知れている。 やっている先生方もその辺は分かっているよ。 でも金と名誉の為に騙し続けている。 |
78 あるケミストさん 2011/11/10(木) 00:02:32.85 75 ところがそうでもないんだな。 意外なリガンドを薬屋がkg単位で買っていたりする。 |
79 あるケミストさん 2011/11/10(木) 00:04:08.13 76 んなこたない スクリーニング用キットなら数万出せばxphosとかその辺のそこそこ有名どころが集まったのが手に入る TONや収率を上げるだけの研究がつまらないのは同意だが、今触媒反応を先端でやっている人達は 今まで行かなかった反応を行かせるためなら複雑な触媒系でもいいんじゃね?っていうスタンスでしょ 論文にする上でマニアックなスクリーニングする場合もままあるけどさ |
86 あるケミストさん 2011/11/10(木) 23:27:19.59 84ですが質問は自己解決しました。失礼しました。 |
87 あるケミストさん 2011/11/11(金) 00:36:29.24 85 いるでしょ。 |
88 あるケミストさん 2011/11/11(金) 09:32:23.38 51 今B4で金属触媒についてやっている者ですが、参考になります 論文読むにつれ、色々繋がってくるようで面白いです |
91 あるケミストさん 2011/11/23(水) 21:55:55.96 88 亀レスだがトンw 挙げたかいがあったというもの。 4年であの論文を読むのは立派。 俺がカップリングに興味を持って論文読んだのは、M1の終わり~M2くらいだったよ。 これからも頑張って。 |
94 あるケミストさん 2011/12/13(火) 22:13:04.26 91 檜山カップリングの良いレビューないんですよね... 本家嫁って話ですが |
95 あるケミストさん 2011/12/14(水) 21:39:37.21 94 最近の有機合成協会誌に、檜山-玉尾カップリング試薬の広告が会ったかと思う。 その下あたりに参考文献が引用されていないかな。 適当に檜山カップリングと書いてしまったけど、玉尾カップリングの方が一般的 かもしれない。命名の一般さについては、あまり調べていない。 檜山カップリングだとNHK反応(野崎-檜山-岸カップリング)もあるので、紛らわしいかも。 |
98 あるケミストさん 2012/01/29(日) 20:42:34.25 24 モレシが溶媒感想には最強だてjocに最近出てた 思わず興奮して雑誌回の最後に全然関係ないがppt一枚つくてもうたww |
99 あるケミストさん 2012/01/29(日) 21:14:23.26 98 何を今更。ケチルより脱水力が強力なのは今に始まった話じゃない。 ただ、モレシは平衡に達するまでの時間が長い。 |
102 あるケミストさん 2012/03/07(水) 04:25:18.93 76 TONも重要だが実際問題もっと重要なのは今まで進行しなかった基質が行くようになること。 もちろん、普通のリガンドでも条件詳細に振ればいくんだろうが。 企業で探索研究やってると、いちいちそんな手間かけらんない。 それなら最初から強烈なリガンドつかうべし。 というわけで、詰め合わせまではいらないけど、高活性なリガンド数種類は手元においとくもんさ。 そういう探索合成化学者の習性を熟知してる試薬屋はご丁寧に最新リガンドを定期的に宣伝してる。 需要はあるんだよ。 |
104 あるケミストさん 2012/03/21(水) 16:38:15.68 103 >実際に合成やってると簡単そうでできない反応ってまだまだ多くて そういう深遠な口を叩く奴は多いが、できない反応はいくらでもあるが 「簡単そう」がつくと意外とないんだぞ。 芳香環の置換基変換はもう、うんざり感でいっぱい。 「こんなことが出来るようになりました」的ドヤ顔には騙されん。 |
109 あるケミストさん 2012/04/04(水) 16:04:58.54 102 「有機触媒」について書いたのにどうして遷移金属触媒のリガンドの話になるの? |
113 あるケミストさん 2012/11/19(月) 14:11:57.41 112 非常に易しい。 JACSやAChに比べると英語も易しい部類に属する。 内容の難易度はこれらの雑誌に落とされた論文も多いのだが、読者層が幅広いこともあって 全般的にはわかりやすいと思うし、紙面構成も明るいのでとっつきやすい。 このぐらいでへこたれてはいけない。 |
117 あるケミストさん 2012/11/23(金) 13:57:52.98 116 >イギリスの英語はQueen's Englishと言って、英語の母体となったフランス語の >影響が強く出ているため、文の構成、用いる単語が結構違う。 イギリス英語は確かにわかりにくいが、適当なことを言うんじゃねえ。 英語はゲルマン語系、フランス語はラテン語系だ。 ただし、英語の知識だけでドイツ語とフランス語の文献を読む時、 「フランス語は語順が基本的に英語とは逆だ」という知識を持ってすれば、 意味がわかるのはフランス語。NMRは仏語でRMNという。 実験の部ぐらいだったら、根性だけで読める。 |
122 あるケミストさん 2013/02/16(土) 23:25:23.77 121 お前、お目出てーな。 イントロ部分の引用文献は、他の研究のあら探しか、ケチを付けるために引用している。 研究方法には、自分の研究がいかにスゴイかということを自画自賛するための 論文が引用されている。 有機系の論文では最後に結論や応用研究の紹介があることすら稀で、自分の成果を自画自賛して なんとなく終わっている事のほうが多い。 引用文献ではなく、引用されていない文献を「なんでこの論文を引用しなかったのか?」という 観点から論文を眺めることができるようになって、一人前だ。 もし抄読会の席上でそれを指摘しないようなボスは、早々に見限ったほうがいい。 PIというものは個別の論文なんか知っている必要はないが、どうしてその研究が流行していて、 どういう問題を克服しなければいけないのか、ということを説明できなければいけない。 |
128 あるケミストさん 2013/04/16(火) 18:16:53.26 127 ばかやろう ひとつぐらい有益なところがあるかと思って期待したら、正しいのは大学の所在地ぐらいだったぞ |
130 あるケミストさん 2013/04/17(水) 23:34:57.64 129 空気中の酸素が酸化剤っぽいってことで落ち着いたんじゃなかったっけ 論文はASAPから印刷されることなく取り下げられたはず |
131 あるケミストさん 2013/05/03(金) 10:45:19.61 129 その後Tetrahedronに訂正版がのってた |
132 あるケミストさん 2013/06/07(金) 23:37:56.91 129 あの論文を通したレフリーの名前を公表して欲しい。 どんだけ馬鹿なんだよw |
133 あるケミストさん 2013/06/11(火) 21:58:58.87 130 ほうほう、それは面白いな 還元剤存在下、酸化反応がおこるのはバイオアッセイで定番のfalse positive源 |
138 あるケミストさん 2013/08/26(月) NY:AN:NY.AN 136 こういう新規反応にはウンザリだな。どう理解すればいいのか、わからない。 |